時々ニュースでストーカーによる犯行などが取り上げられることがあります。
ストーカーになってしまう人達と片思いをしている人達の違いとはなんでしょうか。
それは相手を思いやる気持ちです。
ストーカーになってしまう人は、自分の気持ちで頭がいっぱいになり、相手の視点で物事を考えられなくなってしまいます。
彼・彼女に会いたいという感情にまかせて何通もメールや電話をしたり、彼女の後をつけるようになったりします。
時には、相手も自分に思われて嬉しいはずだと思い込んでしまうこともあります。
好きな人のことを良く知ることは恋愛においては大事ですし、知ろうと思うことは大切です。
しかしそれが限度を超えてまるで監視のようになってしまっては、好きになってもらえるどころか気味悪がられて嫌われます。
自分を見失わずに相手の気持ちになって考えられるようになることが大切です。
ストーカーと呼べるまではいかなくても、しつこすぎるアプローチや、相手の知らない所で色々と何かをしているのも嫌われます。
相手に嘘をついて呼び出したり、相手の周りの人間に色んなことを聞き込みすぎたりすると、信頼されなくなります。
ストーカーっぽい行動をしてしまう人の多くは、自分に自信がない人です。
自分に自信がなく彼・彼女と直接向き合うことができない為にそういう行動に走ってしまいます。
何か知りたいことがあれば直接聞けば良いのに、それが出来ずに回りくどい方法を取る為にストーカーっぽくなってしまいます。
また、相手をつけてしまう程会いたいという気持ちが抑えられないのは、会っていないと監視できずに不安に感じるという自信の無さからくるものです。
相手も喜ぶはずだと勝手に勘違い妄想をするのも、自信の無さから自分を守る為の防衛本能でそういう考えに陥ってしまいます。
自分を守ろうとする故に相手に向き合おうとせずに要望を通してしまう。
つまりストーカーっぽくなる人とは、自分勝手な人なのです。
そういう人は、好きな人に向き合う前にまず自分自身と向き合う必要があります。
片思いの相手に必要とされるパートナーになる
好きな人から必要とされるのは、恋愛において必須です。
良い印象を持たれても必要とされなければ、それはただの「良い人」「良い友人」で終わってしまいます。
恋愛というのは人生のパートナーを選ぶことです。
完璧な人間なんて存在しませんから、自分の不完全さを知っている人は、それを助けてくれるパートナーを求めるものです。
あなたが彼・彼女に必要とされる存在になれずに、他の人にそのポジションを取られてしまってはパートナーになれるチャンスは皆無に等しいでしょう。
もしかすると一見完璧に見える人もいるかもしれません。
しかし、人間というのは不思議なもので、長所と短所は表裏一体になっているものです。
彼・彼女が何でも上手にできる人ならば、彼らには何も上手にできない不器用な人の気持ちを理解してあげることができないかもしれません。
容姿に恵まれて異性に人気がある人は、容姿に恵まれずにコンプレックスを持っている人の気持ちがわからないでしょう。
容姿に恵まれたことがきっかけで色んな異性から軽く言い寄られることを嫌に思っている人もいます。
人間である限り完璧な人というのは存在しないのです。
そして一人前の大人になれている人は、自分のそういう完璧ではない部分をよくわかっているはずです。
自分は完璧で一人でも生きていけるという人は、おそらく自分のことをよくわかっていない人です。
ちゃんと自分に向き合えていない人とも言えるでしょう。
そういう人はそもそも恋愛に対して本気ではないでしょうし、あなたが本当に真剣な交際を求めているならば、あなたの相手としてふさわしくないでしょう。
相手の不完全な部分を補うようにしてあげると、彼・彼女から必要とされる存在になります。
例えばあまり人との会話が上手でない人は、会話が上手なパートナーを見つけると楽になりますね。
会話が下手なもの同士でくっついてもお互いを助け合えません。
欠点が見えずに完璧に見える相手でも、彼・彼女の弱い部分を受け入れられる存在になれば、あなたはかけがえのない人になれるでしょう。
自分の欠点と相手の欠点が似ている場合、相手の気持ちに共感でき一番の理解者になれることもできます。
しかし、人間は自分にないものを持った相手に本能的に魅かれるようになっています。
その方が、良い遺伝子を持った子孫を残せると脳が判断するからです。
その為、できるだけ相手に無いものを提供して必要とされる存在になる方が、生涯のパートナーになれる可能性は高いです。
プレゼントの形を変えて心を伝えてみる
誕生日やクリスマス以外の何の記念日でもない日に些細なプレゼントをされると、誰しも嬉しいものです。
特に相手が女性の場合、女性は日々小さなことに幸せを感じるものですから、喜ばれるでしょう。
プレゼントは何も物である必要はありません。
プレゼントを贈る理由は相手にあなたの気持ちを伝え喜んでもらう為です。
その目的を果たせるのは、物質的な物だけとは限りません。
普段からしっかり挨拶を交わすことだって、あなたの好意を伝えられる行動です。
今の時代改まってしっかり挨拶する人も少なくなってきましたから、トキメク人も多いかもしれません。
心のこもった言葉やメールだってプレゼントになります。
特に相手が女性の場合は言葉のプレゼントは感激されるでしょう。
どんな高価な物をもらうよりも、気持ちのこもった一言で好きなることもあります。
彼・彼女があなたと会話している時に楽しそうな表情を見せてくれたら、あなたは「楽しい時間」をプレゼントできたことになるのです。
「思い出」や「一緒に過ごす時間」なんてのも立派なプレゼントです。
中には好きな人の時間をお金で買う人もいるくらいですから、あなたの時間をあげることはちゃんとした贈り物です。
目に見える物質的なプレゼントももちろん、ロマンチックで良いと思います。
「これだけあなたのことを思っています」と形で表せるのは便利ですよね。
しかし「思い出」や「言葉」のような目に見えないプレゼントの方が、時に相手の印象に深く残ることがあります。
例えば花を贈るのがロマンチックな理由は、花がきれいなことだけではなく、花はすぐ枯れてしまうからということもあります。
いつまでも形として残るものではないからこそ、その一時がとても価値あるものに感じます。
また、いつまでも残る物はそれを一回あげてしまえば終わりになりますが、花のように枯れてしまうものは、いずれ無くなってしまってももう一度送ります、というこれからの長期的な関係を表すものでもあります。
物ではない目に見えないプレゼントだって同じことです。
ここに在るという確信がないからこそいつまでも胸の中で覚えて大事にしようとしますし、これから先もあなたとの関係を築いていきたいという気持ちになるはずです。
同じ目標を持って親密感をアップしよう
人は、同じ目標を持つ人に親密感がわくものです。
普段仲が良くない人でも、共通の敵がいれば一致団結することもありますよね。
そのことからもわかるように、共通の目的を持つということはそれだけでその人に対する信頼感を得られます。
同じ目標を持つことによって一緒に頑張る為に良い関係を築こうと思うようになりますし、試行錯誤をして意見を交換していく過程でお互いをよく知り理解し合うことができます。
これは友人関係の話だけではなく、恋愛も例外ではありません。
その為、学校や職場などのプロジェクトで何か一緒に成し遂げるようなイベントがあれば、是非参加しましょう。
学校だったら体育祭などのイベントやサークルなどがあります。
授業で何かグループプロジェクトをする機会があれば、一緒のグループになるのも良いでしょう。
好きな彼・彼女が何もイベントやプロジェクトなどに参加していなければ、あなたから「一緒にやろう」と誘ってみてください。
誘うことによって更に親近感が増すでしょう。
学校や職場などの接点がない相手でも、社会人のサークル活動なども探せば多くありますので、誘ってみましょう。
相手がどんなことに興味があるか調べておくと良いですね。
特に山登りみたいな何か苦労して一緒に達成できるものがおすすめです。
共通の趣味の写真や音楽などのイベントに参加するのも良いでしょう。
恋愛というのは生涯のパートナーを見つける行為です。
生涯のパートナーとは困難や苦悩も一緒に乗り越えて、暖かい家庭を築くなどの目標に向けて一緒に頑張る相手ですね。
その為、何か目標を持って一緒に頑張ることで、あなたとの将来をイメージしやすくなります。
頑張り方やサポートの仕方、モチベーションの保ち方が合う人だったら、交際や結婚でも同じように頑張れそうと想像できますね。
もし目標を達成しようとする際に合わないと感じたら、もしかしたらその人はあなたの相手ではないかもしれません。
例えば、それぞれが個々に頑張って最後にみんなをまとめようとする人と、最初からグループを大切にしてみんなで何かをやろうとする人がいるとします。
その二人は将来付き合いや結婚をしたとしても、一方はある程度の自立を求めてきますし、一方は何でも協力してというスタイルを求めてきますので、ズレがでてきますね。
そういうズレが喧嘩のもとになりお互いを理解できずに破局してしまったりするものです。
ですので、目標を達成しようとする過程で、相手がどんな人間で自分に合うのかどうかも見えるようになってきます。
料理上手になって男性の胃袋を掴む
男性が好きな女性のタイプとして常に上位にあげられるのが「料理が上手な人」ということです。
女性の社会進出が進み、結婚してからも家庭に入らず仕事を続ける人も多くなってきたことは事実です。
女性の選択肢は、昔に比べると多くなりました。
しかし、それでも、家庭的な女性が好きな男性はまだまだ多いものです。
仕事ができて家庭を支える経済力のある男性が好きな女性がまだまだ多いのと同じですね。
いくら自分が仕事も収入もある女性でも、何も目標がなくフリーターをしている男性や職を転々とする男性は頼りないと感じるのと同じことです。
男性の仕事に対する姿勢からも人柄を見ますよね。
それと同じで、男性も、例え女性が働いていたとしても、家事を全くしないで部屋が汚くて食事も毎日外食や冷凍食品、という女性には好感を抱かないのと同じです。
女性の生活習慣からも男性は人柄を見ているのです。
女性が男性に心のこもった料理を作ってもらうと嬉しいのと同じように、男性も料理を作ってもらうと嬉しいと思うでしょう。
男性の心は胃袋で掴むとよく聞くように、料理上手な女性がモテるというのは今も昔も変わりません。
10代の若いうちの交際ならそんなに気にならないかもしれません。
しかし年を重ねるにつれて結婚を計画的に考えるようになり、また自分自身も一人暮らしや就職をし始めて家事の大変さをわかった時に、家事のできる女性というのは強力なアピールになります。
あなたが将来にも続くような真剣な関係を求めているなら、ある程度家庭的なアピールをしておいた方が良いでしょう。
男性は真剣な相手と遊びの相手を心の中では結構分けているものです。
家庭的さがないと、あなたは「恋愛」の相手としては良いかもしれませんが、それ以上の関係を望めないかもしれません。
もっとも、それだけであなたのことを判断する人はいないと思いますので、全く料理ができない方でも他でカバーできるようになれば良いですね。
あなたが「女性は料理が上手になれなんて性差別だ!」とか「そんなことで男性に媚びたくない」とこだわっている方なら、そのままで良いかもしれません。
しかしそういうポリシーやこだわりがないなら、とりあえず料理はできるようにしておくのが無難です。
悪口・噂話が好きな人はモテない・嫌われている可能性大
あなたは悪口やうわさ話ばかりしている人を見て素敵な人だと思いますか。
悪い印象も持つ人がほとんどだと思います。
悪口やうわさ話が好きな人に出会うと、「自分もこんな風に話されてるのかな」と心配する人は多いですよね。
悪口や噂話が好きな人は他人から信頼を得ることができません。
また、人から悪口や噂話を聞かされることは、疲れるものです。
むかつく話や嫌な話などマイナスなことを聞かされても楽しい気分にはなりませんよね。
話している方はスッキリしてストレス解消になるかもしれませんが、聞かされている方は疲れて「早く終わらないかな」と思っているものです。
稀に悪口やうわさ話が大好きな人がいます。
特に女性にはよく見るかもしれません。
女性は自分と他人を比べて自分の方が幸せだと思いたがる生き物です。
その為に悪口やゴシップなどを聞いたり話したりして共感してもらい、安心したいのです。
そういう人はそういう人同士で集まって好きなだけ悪口や噂話大会をしたら良いと思います。
「類は友を呼ぶ」という言葉にもある通り、自分がそういうタイプなら気にせずにそれで良いかもしれません。
しかし、悪口やうわさ話が嫌いな人にはストレスを与えるだけですので、無理やり共感を求めるのはやめましょうね。
一つ覚えておいて欲しいことは、そういうグループは周りから見ると全然幸せそうに見えないということです。
悪口やうわさ話ばかりしているグループからキラキラした感じやポジティブな印象は受けません。
特に異性から見たらそういう人達は性格が悪そうで怖い、と思うものです。
また、悪口が多い人は問題を解決する能力や努力がない人だとも思われます。
本当に問題に向き合っている人ならば、何とかそれを変えようと行動にうつすはずです。
人は何かに向かって行動をしている時は悪口やうわさ話をなかなかしようと思わないものです。
悪口が多い人は、陰で言うだけ言ってストレスを発散して、実際問題の相手に直面した時に何も変えられない人が多いです。
あなたに今好きな彼・彼女がいて、その人を振り向かせたいと思っているのなら、悪口やうわさ話をするのはやめましょう。
あなたに他に長所や魅力的な部分があっても、悪口やうわさ話をするだけであなたの価値が下がってしまいます。
仲良くなったらありのままの自分を見せよう
好きな人には良く思われたいと思うのは当然の感情です。
いつもの自分ならしないことも、好きな人の前だとやる気になって頑張ることなどもありますよね。
最初に彼・彼女に良い印象を与える為に、それはとても良いことです。
しかし、関係が深まっていくにつれてありのままの自分を見せていくことも大切です。
いつまでも偽りの自分でいることは続くものではありませんし、本当の自分ではない人を好きなってもらっても嬉しいでしょうか。
本当の自分ではない自分を好きになってもらって、素を見せた時に引かれてしまうのはショックですよね。
かと言っていつまでも気を張って自分を作ることもできません。
大人の人間なら完璧な人などいないということはわかっているはずです。
最高の自分でいる必要はないですし、相手もそんなことは求めていないでしょう。
それよりも、良い所も悪い所もお互い認め合って支え合えるような関係を求めているはずです。
そして、あなたもそんな関係が良いと思いませんか。
逆の立場になって考えてみてください。
好きな彼・彼女があなたに好かれる為に本当の自分を偽っていた、とわかった時あなたは嬉しいでしょうか。
「自分は信頼されていなかったのかな?」という気持ちになりますよね。
素の自分・ありのままの自分を見せるということは、それだけ相手のことを信頼しているというメッセージにもなるのです。
また、ありのままの自分を見せないで、もし見せたら嫌われるかもしれない、という不安をいつまでも抱えていたいでしょうか。
そもそも、そんな不安な気持ちで相手と深い関係を築くことが出来るのでしょうか。
素の自分を見せるということは、相手の為にも自分の為にもなることです。
ありのままの姿を見せられた時、相手も信頼されてると思って嬉しくなります。
また、彼・彼女も警戒心を解き、ありのままの姿であなたに接してくれるようになるでしょう。
素の自分を見せることによって、お互いをより深く理解し合えるようになり、恋愛対象として意識してもらえるでしょう。